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空間知能企業World Labs、10億ドル調達

米AI企業World Labsは2月18日、資金調達ラウンドで10億ドル(約1500億円)を調達した。投資家には米AMD、Autodesk、NVIDIAなどが名を連ねた。World Labsは、テキストや画像、動画などの入力から高精細な3D世界を生成する製品「Marble」を提供しており、今回の資金調達は空間知能(spatial intelligence)の研究開発加速のためである。World Labsは、この技術を用いてストーリーテリング、創造性、ロボティクス、科学的発見など幅広い分野への応用を目指している。以前の報道では、World Labsの評価額が約50億ドル規模で協議されていた可能性が伝えられていた。空間知能は従来の2Dデータに依存する生成AIとは異なり、3D環境の理解や操作が可能なAIモデル開発を志向する技術領域として注目を集めている。


背景

World Labsは2021年に設立された米国のAI企業で、空間知能(spatial intelligence)と呼ばれる技術に特化している。空間知能とは、3D環境を理解し操作できるAIモデルの開発を目指す技術領域である。

重要用語解説

空間知能(spatial intelligence): 3D環境を理解し操作できるAIモデルの開発を目指す技術領域。従来の2Dデータに依存する生成AIとは異なり、より現実的な表現やインタラクションを実現することを目指す。[World Labsが研究開発を進めている分野]。

Marble: World Labsが提供する最初の製品。テキストや画像、動画などの入力から一貫性のある高精細な3D世界を生成する。[空間知能技術の応用事例]。

ワールドモデル(world model): 空間的推論と生成技術を用いて構築される、現実世界のデジタル表現。[World Labsが目指す技術]。

今後の影響

今回の資金調達により、World Labsは空間知能技術の研究開発を加速させ、Marbleなどの製品の普及を目指すことが期待される。空間知能技術は、ゲーム、建築、医療など幅広い分野に革新をもたらす可能性があり、今後の発展が注目される。