22日から黄砂飛来 なぜ今年は多い?
2023年2月22日より、全国的に南寄りの風が強まり、黄砂が日本に飛来する見込みです。今年は1月にも大阪で季節外れの黄砂を観測するなど、従来よりも早く黄砂の飛来が始まっています。その理由は、冬の間大陸に停滞していた高気圧が移動し、暖かい空気が北上したためです。また、偏西風の蛇行による寒暖差の大き化も影響していると考えられています。今回の黄砂は1月と比べて規模が大きく、視程2キロ未満の濃い黄砂が中国で観測されています。しかし、雨粒に取り込まれて途中で落ちてしまうこともあるため、黄砂の飛来量は予測困難です。
背景
近年、気候変動の影響で寒暖差が大きくなり、偏西風の蛇行も増加傾向にあります。これらの要因が重なり、黄砂の飛来時期が早くなったり、規模が大きくなったりする可能性があります。
重要用語解説
黄砂: 砂漠地帯から舞い上がった砂塵のこと。日本に飛来すると空気が汚染され、呼吸器系の疾患を引き起こすことがあります。
高気圧: 大気圧が高い場所のこと。寒さを伴いやすく、風を弱くする効果があります。
低気圧: 大気圧が低い場所のこと。暖かさと強風を伴いやすく、黄砂の飛来を促進します。
偏西風: 地球上空を流れる北から南へ吹く風の流れのこと。蛇行すると寒暖差が大きくなり、黄砂の飛来に影響を与えます。
春一番: 春の訪れを示す強風のこと。花粉の飛散を促進し、黄砂と重なると空気汚染が悪化します。
今後の影響
今回の黄砂は視程が2キロ未満の濃いものが観測されており、呼吸器系の疾患やアレルギー症状を引き起こす可能性があります。また、春一番との重なりで花粉症も深刻化する見込みです。今後の気象状況に注意が必要です。
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