FIFA インファントーノ氏、メキシコでのワールドカップ開催に懸念表明せず
2026 FIFAワールドカップの共同開催国であるメキシコで、麻薬カルテル指導者の殺害を受け暴力事件が発生。4ヶ月後の大会に向けて不安が高まる中、FIFA会長ジャンニ・インファントーノ氏は「非常に安心しており、素晴らしいものになる」と発言し、懸念を払拭しました。
Jalisco New Generation Cartel(CJNG)のリーダーであるネメシオ「エル・メンチョ」オセゲラが軍隊に殺害されたことを受け、カルテルメンバーによる暴動が発生。20州で道路封鎖や車両・店舗放火が行われ、少なくとも74人が死亡しました。
FIFAは当初コメントを控えていましたが、インファントーノ氏はコロンビアでのイベントで「非常に安心しており、すべて順調だ」と語りました。しかし、ポルトガルサッカー連盟は3月29日のメキシコシティで行われる親善試合の開催に疑問を呈し、安全確保を最優先事項としています。
一方、メキシコ代表監督ハビエル・アギーレ氏は「予定通り進んでいる」と述べており、メキシコ大統領クラウディア・シェンバウム氏もワールドカップファンへのリスクはないと強調しました。
メキシコはワールドカップのグループステージ4試合をホストする予定で、グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレイが開催都市となります。
背景
2026 FIFAワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共同で開催する予定。メキシコでは麻薬カルテルによる暴力事件が頻発しており、大会開催に懸念の声が上がっている。
重要用語解説
FIFA: 国際サッカー連盟(Fédération Internationale de Football Association)の略称。世界中のサッカー競技を統括する組織。
CJNG: Jalisco New Generation Cartel(ジャリスコ・ニュー・ジェネレーション・カルテル)。メキシコの麻薬カルテルの一つで、近年勢力を拡大している。
エル・メンチョ: ネメシオ「エル・メンチョ」オセゲラ。CJNGのリーダーであり、2023年7月に軍隊に殺害された。
グアダラハラ: メキシコの都市で、2026 FIFAワールドカップの開催都市の一つ。
モンテレイ: メキシコの都市で、2026 FIFAワールドカップの開催都市の一つ。
今後の影響
今回の暴力事件が2026FIFAワールドカップ開催に悪影響を及ぼす可能性がある。セキュリティ対策の強化や開催都市の変更などが検討されるかもしれない。