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X(旧Twitter)がAPI変更で「AIインプレゾンビ」対策

米X(旧Twitter)は2月24日、APIの仕様を変更し、投稿への自動返信を制限しました。これは、生成AIを用いたスパム行為や外部サイトへの誘導などを防ぐための措置です。

具体的には、新しい投稿機能「POST/2/tweets」を使った自動リプライに制限を加え、元の投稿者が自分のアカウントにメンションをしているか、自分の投稿を引用している場合のみリプライ可能にしました。無料プランや個人向け月額制プラン、従量制でAPIを利用しているユーザーが対象となります。エンタープライズ向けプランは制限を受けません。

Xでは近年、大規模に拡散する投稿や著名人の投稿に対して、外部サイトへの誘導や閲覧数を稼ぐための自動返信が問題視されていました。中には生成AIを用いて内容を生成・自動返信しているケースも見られ、ユーザー間で懸念の声が上がっていました。


背景

X(旧Twitter)では近年、生成AIを用いたスパム行為や外部サイトへの誘導が問題視されており、ユーザーからの懸念の声も高まっていました。今回のAPI仕様変更は、これらの問題に対処するための措置です。

重要用語解説

X(旧Twitter): ['かつてTwitterとして知られていたSNSプラットフォーム。投稿をタイムラインで共有し、フォロワーと交流するサービス。2023年7月にElon Muskによって買収され、名称が変更された。']

API: ['Application Programming Interfaceの略称。ソフトウェア同士が情報をやり取りするためのインターフェース。開発者はAPIを利用して、外部システムにアクセスしたり、データを取得したりすることができる。']

自動返信: ['特定の条件を満たした際に自動的に返信を行う機能。AIを用いて生成されたテキストで返信するケースも増えている。']

スパム行為: ['不必要なメールや広告などを大量に送信すること。また、偽アカウントを使って拡散活動を行うことなども含まれる。']

生成AI: ['人工知能の一種で、テキストや画像などのデータを学習し、新たなデータを作成する能力を持つ。自動返信機能などに利用されている。']

今後の影響

今回のAPI変更は、生成AIを用いたスパム行為の抑制に効果が期待されます。しかし、一部開発者からは制限が強すぎるという意見も上がっており、今後の影響には注目が集まります。