マンダムTOB成立、総額1256億円
化粧品大手マンダムは26日、英投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」による株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表しました。議決権ベースで約72%の株主が応募し、買い付け予定数の下限である56%を超えました。残りの株式も取得する手続きが進められ、上場廃止になる見通しです。マンダムは経営陣による自社買収(MBO)を進めており、今回のTOBによりCVCキャピタル・パートナーズがマンダムの親会社となります。TOB価格は当初から3回引き上げられ、最終的な総額は1256億円に達しました。
背景
マンダムは近年業績不振が続いており、経営陣による自社買収(MBO)を検討していました。CVCキャピタル・パートナーズは2023年1月にTOBを開始し、当初の価格は株価より低く設定されましたが、その後3回引き上げられました。
重要用語解説
MBO:[経営陣による自社買収]。企業の経営陣が株式を買い取って上場廃止になることで、企業を私的に運営する戦略です。マンダムは今回のTOBによりMBOを進めることになります。
"CVCキャピタル・パートナーズ": [英投資ファンド]。世界で最も大きなプライベートエクイティファンドの一つであり、マンダムの買収にも関与しています。
"株式公開買い付け(TOB)": [企業が他の企業の株式を一定割合以上取得する手続き]。CVCキャピタル・パートナーズはマンダムの株式を取得するためにTOBを実施しました。
"議決権ベース": [株主の投票権に基づいた比率]。TOBでは、議決権ベースで応募した株数の割合が重要となります。: 影響
今後の影響
今回のTOBによりマンダムは上場廃止となり、CVCキャピタル・パートナーズによる経営が行われることになります。今後のマンダムの事業戦略や業績動向に注目が集まります。また、MBOが進むことで、日本の企業買収市場における海外ファンドの影響力が増加する可能性も考えられます。