リークメモで判明:マイクロソフトのゲーム担当責任者が「Xbox Game Passは高すぎる」と指摘、価格改定の可能性浮上
マイクロソフトの新しいゲーム担当責任者であるアシャ・シャルマ氏が、社内メモを通じて、Xbox Game Passの価格設定について懸念を表明しました。同メモによると、シャルマ氏は「Game Passはプレイヤーにとって高くなりすぎている」と認め、マイクロソフトは「より良い価値の方程式」を必要としていると述べています。シャルマ氏は、Game PassがXboxのゲーム価値の中心であることは認めつつも、「現在のモデルが最終形ではない」と強調し、短期的な課題解決と長期的な柔軟なシステムへの進化が必要であるとしています。
この懸念は、マイクロソフトが昨年、Xbox Game Pass Ultimateの価格を月額29.99ドルに大幅に引き上げた(50%増)経緯から生じています。同社は、この値上げを全ティアのアップグレードで正当化しようとしましたが、コスト増がGame Passの利用者に重くのしかかっている状況が明らかになっています。
また、Game Passのコスト増加の要因の一つとして、マイクロソフトが『コール オブ デューティ(Call of Duty)』をサブスクリプションサービスに追加したことが指摘されています。過去に、同社はこの追加が通常の『コール オブ デューティ』の売上を損なうのではないかという懸念を抱えていました。さらに、外部の報道では、マイクロソフトが今年中に『コール オブ デューティ』をGame Passから除外する可能性も示唆されており、これは同社の戦略上の「ひび割れ」を露呈させる可能性があると見られています。
シャルマ氏は、価格変更に関する「オンライン上の噂」を認識しており、来週はXbox社員との間でさらに深く議論を行う予定です。直近での即時的な価格変更は予想されませんが、今後数週間でこの価格問題に対処する準備が進められていることは確実です。
背景
ゲームサブスクリプションサービスは、ゲーム業界の主要な収益源の一つとなっており、特にXbox Game Passは、多数のゲームを定額で提供することで大きな成功を収めました。しかし、コンテンツの追加や価格の急激な引き上げが、ユーザーからのコストパフォーマンスに関する批判を招き、サービスモデルの見直しが求められる状況にあります。
重要用語解説
- Xbox Game Pass: マイクロソフトが提供するサブスクリプション型のゲームサービス。月額料金を支払うだけで、多数のゲームをプレイできるのが特徴。
- Game Pass Ultimate: Game Passの最高級ティア。通常、クラウドゲーミングや複数のプラットフォームでの利用権を含む、最も高額なプラン。
- コール オブ デューティ(Call of Duty): 世界的に人気が高いファーストパーソン・シューティング(FPS)ゲームシリーズ。その追加がGame Passのコスト構造に大きな影響を与えている。