文系がAI(Claude)を「サンドボックスゲーム」と誤解?:プログラミングで「岩」を創り上げる知的探求の記録
本記事は、プログラミング技術(three.js、GitHubなど)を学びながら、AI(Claude)の解釈の限界を乗り越え、デジタル空間に「岩」というオブジェクトを創り上げる過程を綴った連載日誌である。筆者は、当初、AIに多面体の頂点をランダムに「ガチャガチャ」させるアプローチを試みたが、AIの解釈(ジッター処理など)が意図から大きく逸脱し、期待通りの結果を得られなかった。そこで、作戦を「多面体の重ね合わせ」に変更。複数の異なる形の多面体(12面体と20面体など)を使い、ランダムな位置で重ね合わせることで、表面の凹凸を生成する方針に切り替えた。さらに、初期の試みでは「detail」プロパティが過剰に効きすぎたため、これを0に設定することで、ようやく「岩らしい」自然な形状に近づけることに成功した。最終的な課題は、単なるランダム配置ではなく「回転」の制御であったため、Y軸の回転のみを固定し、光量(ライティング)を調整した結果、理想的な「岩」の完成に至った。筆者は、このプロセスを通じて、単なるランダム配置ではなく、物理的な制約(接地面のクランプ処理など)や回転軸の制御といった、より高度な技術的課題をクリアしていく知的楽しさと、自身の成長を実感している。今後は、この経験を活かし、3Dデータを取り込む方法や、より複雑なオブジェクト制作に挑戦していく意向を示している。
背景
本記事は、AI(Claude)との対話を通じて、Webグラフィックスライブラリthree.jsを用いて3Dオブジェクト(岩)を制作する過程を記録したものです。プログラミング初心者である筆者が、AIの解釈の限界に直面しつつ、試行錯誤を重ねて技術的な課題を解決していく、学習記録としての側面が強いのが特徴です。
重要用語解説
- three.js: JavaScriptで3DグラフィックスをWebブラウザ上に描画するためのライブラリ。WebGLを利用し、複雑な3Dシーンの構築を可能にする。
- サンドボックスゲーム: プレイヤーが自由なルールや制約の中で、創造的な活動や実験を行うことができる仮想環境(ゲーム)。本記事では、AIとの対話を通じて学習する場を指す。
- 多面体: 面(ポリゴン)で構成された立体的な図形。幾何学的な基礎構造であり、岩の表面の凹凸を表現するための基本要素として使用されている。
今後の影響
本記事の経験は、AIを単なる情報源としてではなく、共同作業者(コーディングの壁打ち相手)として捉える視点を提供します。技術的な課題解決のプロセスを可視化することで、学習意欲の高い層や、AIを活用したクリエイティブな制作に興味を持つ層に大きな示唆を与えると考えられます。今後は、より高度な物理シミュレーションやインタラクションの追加が期待されます。