尾碕真花氏の退所問題:SNS不正アクセス疑惑を巡り、オスカープロが「ID・パスワードは管理済み」と反論
女優の尾碕真花さん(25)が所属事務所オスカープロモーションからの退所を公表した問題において、両者の主張が再び激しく対立しています。尾碕さんの代理人弁護士の依田俊一氏によると、尾碕さんがSNSで訴えていた「犯罪に該当し得る行為」とは、オスカープロの役員が「インスタグラムとXのパスワードを変える目的で勝手にログインをした」行為を指します。依田氏は、この行為は「マネジメント契約上、SNSの共有権限のない取締役にIDやパスワードが共有されてログインされた」不正アクセス行為であり、これを受け「事務所との信頼関係は完全に失われ、修復は不可能」と判断し、退所を決定したと主張しています。
一方、オスカープロモーション側は、この不正アクセス疑惑に対し強く反論しています。同社は公式サイトを通じて、「当該SNSのID及びパスワードは、尾碕真花が当社の指示のもと、タレント活動のために、当社と尾碕との間で、当社が管理権限を持つことを前提にして使用していたもの」であるとして、IDやパスワードは「従前より当社として把握・管理している」と主張し、不正アクセス行為にはあたらないと正当性を主張しました。また、尾碕さんの代理人弁護士による説明や、尾碕さん自身の「犯罪に該当し得る行為」の主張内容についても、「当社の見解とは全く異なる一方的かつ独自な見解であり、何ら根拠はない」として否定しています。オスカープロは、尾碕さんの主張を認めず、法的措置を検討していることも明かしています。この対立は、尾碕さんが5月31日をもって退所したと報告したものの、オスカープロ側は「専属マネジメント契約は現在も契約期間中であり、解除に合意した事実もございません」と退所自体を否定している状況が背景にあります。
背景
本件は、女優の尾碕真花さんと所属事務所オスカープロモーションの間で、専属マネジメント契約の解除を巡って生じた深刻な対立です。尾碕さんが退所を公表したものの、事務所側は契約継続を主張し、特にSNSの利用権限やパスワード管理を巡って法的な見解が食い違っています。
重要用語解説
- 専属マネジメント契約: タレントと所属事務所の間で結ばれる契約。活動の全般(出演交渉、広報、経理など)を事務所が管理する権利を定める契約。
- 不正アクセス禁止法: コンピュータシステムへの不正なアクセス行為を禁じる法律。パスワードの共有や無断ログインがこれに該当する可能性がある。
- ID/パスワード: インターネットサービス(SNSなど)にログインするために必要な識別子(ID)と秘密の文字列(パスワード)。管理権限の有無が争点となっている。
今後の影響
この対立は、タレントと事務所の関係性における「デジタル資産(SNSアカウント)」の管理権限や、契約解除の法的根拠に関する議論を浮き彫りにしています。今後の法的措置が取られる場合、芸能業界における契約や情報管理のガイドラインの見直しを迫る可能性があります。双方の主張の真偽が焦点となります。