小嶋陽菜ブランドと酷似か指摘されたワンピース:企業が取材後に投稿を削除
元AKB48の小嶋陽菜氏プロデュースのアパレルブランド「Her lip to(ハーリップトゥ)」のデザインとの類似性が、SNS上で大きな物議を醸しています。発端は、20代から30代向けのレディースファッションブランド「REDYAZEL」(レディアゼル)が、公式Xアカウントを通じて投稿した新商品に関する情報です。
当該商品は、「6月11日発売」予定の《チェリードット柄の-3キロ見えワンピース》と紹介されました。しかし、このドット柄のデザインやコンセプトが、小嶋氏のブランド「Her lip to」の既存デザインと酷似しているとして、SNS上で多くの批判的な声(例:「ハーリップトゥに似せすぎてる」「まんま同じに見える」)が上がっています。
特に注目を集めたのは、「チェリードット柄」です。この柄は小嶋氏が2018年にブランドを立ち上げて以来、ボディラインを美しく見せる象徴的なデザインとして認知されており、小嶋氏自身もそのこだわりを公言してきました。REDYAZELの告知した商品は、配色や「−3キロ見え」といった身体のラインを引き締めるキャッチコピーなど、複数の点で類似性が指摘されています。
本誌が運営元である株式会社バーンデストローズジャパンリミテッドに取材を試みたところ、担当者不在や折り返し対応のみで具体的な回答を得られませんでした。さらに、問題となった投稿は、記者が問い合わせた翌日(9日)にREDYAZELのXアカウントから削除された経緯が報じられています。人気ブランドの新商品デザインを巡る「パクリ疑惑」が浮上し、企業側が対応に追われる事態となりました。
背景
小嶋陽菜氏の『Her lip to』は、特定の柄(チェリードット)とコンセプト(−3キロ見え)を組み合わせることで、強いブランドアイデンティティを確立しました。この成功が、類似デザインによる「パクリ疑惑」という形で外部からの注目を集める構造的な背景があります。
重要用語解説
- Her lip to(ハーリップトゥ): 小嶋陽菜氏プロデュースのアパレルブランド。チェリードット柄を象徴とし、ボディライン補正効果を持つことで人気を博しました。
- チェリードット柄: 本件の中心となるドットパターン。単なるデザインではなく、「−3キロ見え」というキャッチコピーと結びつき、小嶋氏のブランドの代名詞的な存在となっています。
- REDYAZEL(レディアゼル): サマンサタバサグループが展開するレディースファッションブランド。今回の問題となった新商品の発表元であり、デザイン類似性で批判を浴びました。
今後の影響
本件は、著名なクリエイターの「デザイン権」や「コンセプトの独占性」に関する議論を深めます。企業側には、単なる偶然の一致ではなく、明確な差別化戦略と透明性の高い情報開示が求められる事例となりました。