NBA 2K27がDLSS 5を搭載し、GeForce NOWでストリーミング開始:今月28タイトルが追加
NVIDIAは、クラウドゲーミングプラットフォーム「GeForce NOW」において、今月(9月)に28タイトルものゲームがストリーミングで利用可能になることを発表しました。特に注目されるのは、NBA 2K27がNVIDIAのDLSS 5(3D-Guided Neural Rendering)機能を搭載して登場する点です。このDLSS 5は、Visual Conceptsおよび2Kとの協力により実現され、コート上のライティングや素材のディテールに新たなリアリティをもたらします。これにより、選手の髪や肌、顔のジオメトリといった細部まで、本物の放送のような臨場感あふれる表現が可能になりました。
ユーザーは、GeForce RTX 5080を搭載したクラウド環境から、PC、Mac、モバイルデバイス、TVなど多様なデバイスでNBA 2K27をストリーミング体験できます。ダウンロードやストレージ管理の手間を完全に排除し、最高の視覚的忠実度でスポーツゲームを楽しめます。
また、今週の注目タイトルとして、オープンワールドのダークファンタジーRPG『Rebel Wolves’ The Blood of Dawnwalker』が紹介されました。プレイヤーは14世紀ヨーロッパを舞台に、人間性と吸血鬼の力の間で葛藤する主人公コエンとして、昼夜によって能力が変化する物語を体験できます。さらに、カプコンの『鬼武者:剣の道』もGeForce NOWでローンチし、江戸時代の京都を舞台に、侍として鬼のガントレットを振るい、強敵と戦うアクションが楽しめます。
これらに加え、今月を通して『Bus Simulator 27』や『Onimusha: Way of the Sword』など、多数の新作が順次追加され、ゲーマーに幅広い選択肢を提供します。
背景
クラウドゲーミング市場は、高性能なゲームをローカルPCのスペックに依存せず、インターネット接続さえあればどこでもプレイできるという点で急速に成長しています。GeForce NOWは、この市場の主要プレイヤーであり、最新のグラフィック技術(DLSSなど)を組み込むことで、ゲーム体験の質的向上を図っています。
重要用語解説
- DLSS 5: NVIDIAが開発したアップスケーリング技術の最新バージョン。AIを活用し、低解像度でレンダリングされた映像を高度に補完・強化することで、画質を大幅に向上させます。
- GeForce NOW: NVIDIAが提供するクラウドゲーミングサービス。ユーザーのローカルデバイスの性能に依存せず、高性能なサーバーからゲームをストリーミング配信するプラットフォームです。
- 3D-Guided Neural Rendering: DLSS 5の具体的な機能の一つ。AIが3D空間の構造や光の反射を深く理解し、より自然でリアルなライティングや素材のディテールを再現する技術です。
今後の影響
本ニュースは、ゲームのアクセス性とグラフィック品質の両面で大きな影響を与えます。高性能なゲームがダウンロード不要で利用可能になることで、ゲーマーの利便性が飛躍的に向上します。今後、より多くのAAAタイトルがクラウドゲーミングに対応し、ゲーム業界の消費モデルが「所有」から「ストリーミング」へと加速することが予想されます。